本年度からは収容数の多いネコにも対象を広げ、センターが収容した犬15頭、ネコ約100頭の命を守る活動がつづく。
ネコも対象となった今年4月からは、名称を「目指せ殺処分ゼロ!犬猫サポート寄付金」に変更。生後間もない子ネコを預かって世話をするボランティア向けに、ミルクや離乳食の支給、子ネコの体温維持に使うペット用ホットカーペットの購入費用などに充てた。
ネコを譲渡する際の健康診断やワクチン接種、感染症検査などを行う費用にも活用する。
さらに、人をかんだことがある犬の訓練にも使われた。寄付金制度がなかった場合、殺処分の判断が出たであろう4頭は、現在、センターで訓練や治療を受けて、新しい飼い主捜しを続けている。
寄付金で命つなぎ、問いかける
同センターが収容した犬の中には、小学校などで行う動物愛護教育の際に職員と一緒に出向いて子どもたちと過ごしたり、動物とふれあえるイベント「動物フェスティバル2017なごや」(10月8日、久屋大通公園)に向けて、ドッグダンスを練習したりしている。
ふるさと納税の寄付金で命をつなぎ、個性を発揮する動物たちは、動物を飼うことの意味や責任、命の尊さなどを人に教え、現状の問題を投げかける。
引用元:http://news.livedoor.com/article/detail/13680520/